網膜色素変性症の遺伝ガイド

優性遺伝 - 常染色体優性遺伝 -

優性遺伝とは

優性遺伝とは、どちらか一方の親から原因遺伝子(網膜色素変性症の優性遺伝子)を受け継いだだけで発病するものです。

※優性遺伝に「(劣性遺伝よりも)優れている」という意味合いはありませんので、くれぐれも誤解のないようにしてください。

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優性遺伝の特徴

  • 男女差はない。
  • 両親とも健常者である場合、病気の子供は生まれない。
  • 発病者の親のどちらか一方はやはり発病者である。
  • どちらか一方の親が発病者である場合、子供は50%が発病者となる。
  • すべての世代に発病者がみられる。
  • 発病・進行は比較的遅い。

網膜色素変性症 優性遺伝の家系図

  1. A:正常な遺伝子
  2. a:網膜色素変性症の優性遺伝子
  3. AA:健常者
  4. Aa:発病者

子供へ遺伝する確率

上記はあくまでも理論上の話ですので、実際に遺伝する確率は50%よりも低いと考えられています。また、発病者が健常者と結婚した場合、子供は必ず発病者か健常者のどちらか一方であるとは限りません。Aaの組み合わせでも発病しない保因者(見かけ上は健常者)となるケースもあるからです。

孫へ遺伝する確率

発病者の子供と健常者との間にできた子供(孫)が発病者となる確率は(どの世代でも常に)50%です。健常者の子供と健常者の組み合わせでは病気の子供(孫)が生まれることはありません。ただし、Aaの組み合わせでも発病しない保因者(見かけ上は健常者)の子供と健常者の組み合わせでは、やはり50%の確率で遺伝します。

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